食べない=痩せないではなく、逆に太ってしまう!!
『太らない為に食事を控える』というのは、脂肪燃焼の常套手段とされてきました。栄養を摂取し過ぎることによって中性脂肪が蓄積するのだから、自然な考え方だと思うのはもっともです。
しかし、これが大きな間違いだということが指摘されています。一番の問題は、食事を抜いたり、栄養の偏った食事をすることで、体が栄養不足を認識することなんだそうです。
栄養不足を認識すると、人の体は栄養を蓄えることを促進するようになってしまいます。別ページで、中性脂肪はもしもの時のエネルギー源として使われるということを書きましたが、まさにエネルギーを消費しにくく、蓄積する方向へ向かってしまうというわけです。
中性脂肪を下げることはもちろんのこと、ダイエットをする場合にも摂取カロリーが低いということよりも、正しい食事をすることが大切だということを認識することが必須と言えます。
やっぱり野菜が大切です
体に良い食べ物と言われてもたくさんありますし、それをひとつひとつ覚えるなんて面倒ですよね。なので、ここでは、代謝を上げるという観点から野菜の重要性について取り上げたいと思います。
『野菜は体にいい!!』なんて、小さい頃から何回も言われてきたという人は多いと思います。各野菜ごとに体に良い成分は含まれているのですが、何と言っても代謝を上げる効果がある…ということがメリットだと言えるでしょう。
モデルをしていて、体は細いのに食事はガツガツ食べる…という人は結構多いそうなのですが、代謝が良ければたくさん食べても大丈夫です。これは、摂取した栄養を蓄積するのではなく、排出することができるからで、脂肪の燃焼もしやすくなるからです。
各野菜の成分については、別途紹介したいと思います。が、野菜は自分が思っている以上に体に良いことを再認識する必要があるということで…。
(ちなみに、野菜だけという生活でも、あまり良くないそうです)
ダイエットと摂取カロリー
ダイエットをする際に、摂取カロリーを気にすることはよくあることだと思いますが、摂取カロリーが低くても食事のバランスが悪ければ太ってしまいます。
成人男性・成人女性の1日における適切な摂取カロリーを目にする機会は多いですよね。ダイエットをする際に、その数値を気にして、基準以下なら安心してしまう自分もいますが、それよりも重視したいのは食事のバランスである…ということです。
バランスの採れた栄養摂取はコレ!!
- 糖質【ごはん、麺類、パンなど】・・・・・・・5割
- 脂質【肉・魚の脂、バター類】・・・・・・・・3割
- タンパク質【肉、魚、卵、大豆、乳製品】・・・2割
あくまで理想なので、まずは意識することから始める程度で良いのではないでしょうか。人によって異なると思いますが、この数値を追い求めて徹底的に食事管理することは、ダイエットする以上にストレスが溜まることにもなりかねません。
もし可能であれば、朝と昼はしっかりと食べて夜は控えめにする…ということでしょうか。ダイエットを最優先でできる生活を送っているならば話しは違ってきますが、仕事で忙しくストレスが溜まる人も多いはず。一人暮らしならば、外食やコンビニ弁当になることも仕方がないと言えますよね。
ただ、その中で少しずつでも食事のバランスを意識することができれば、自然と代謝を良くすることは可能です。(最近のコンビニ弁当やお惣菜は、種類も豊富になっていますので…)
いずれにしても栄養士になるわけではないので、少しだけ意識する程度から始めた方が長続きするのではないかと思います。
体脂肪と総カロリー
体脂肪を気にする上で、1日に摂取する総カロリーというのはやはり気になるところ。
というわけで、敵視されがちなのが間食です。
『3食の間に食べるから、結局太るんだよー』
なんて言われる人も多いのではないかと思いますが、必ずしも間食が悪いというわけではないようです。
それよりも、問題なのは寝る前に食べること、もしくは夜にカロリーを集中させることなのだとか…。
摂取する総カロリーが同じでも、朝食べずに昼ちょっと…、夜にドカっと食べるのと、バランスよく食事をするのとでは、結果は大きく違ってきます。
ただ、仕事や家事が終わってから迎える夜はどうしてもお腹がすくものですよね。
そこで、夜ごはんを食べる前(夕方くらい?)に、少しお腹を満たしておくことで、夜の過剰なカロリー摂取を抑えることができるのだとか…。
確かにイマークのような中性脂肪を減らすアイテムを実践することも効果が望めますが、自分でできることは気をつけた方がいいに決まっていますし、2つを同時に実践することができれば、相乗効果になることも期待できます。
間食と言うと、とても太るイメージがあるかもしれませんが、カロリー摂取のバランスを考えて取り組めば、自分にとってプラスにすることもできるようです。